入稿前は記事と写真を著者がそろえる

最初に、本を渡す相手と目的を決め、ブログから収録する記事を選びます。次に文章を一つの原稿にまとめ、リンクを開かなくても意味が通じるように直します。写真はブログ上の縮小画像だけで済ませず、スマホやパソコンに残る元データを探し、どの文章の近くに置くかを示します。

この段階は、出版会社からの連絡を待つ期間ではありません。著者が記事を選び、人物の掲載許可を取り、写真を整理する時間です。原稿の量が分からなければ、ページ数の目安計算も使って、本の厚さを考える材料をそろえましょう。

見積もりと申込みでは仕様と希望日を伝える

判型、部数、本文をカラーにするか、書店流通が必要かを決め、見積もりを依頼します。本文レイアウトや装丁デザインを頼む場合は、その範囲も伝えます。記念日に配りたいなら、申込み時に「その日に印刷が終わる」ではなく「手元に届いて配れる」ことが希望だと共有してください。

運営会社は、ブログのURLを伝えて本文レイアウトを依頼する方法も案内しています。その場合も、収録する記事の範囲や外したい画像は著者が決めます。仕様、費用、作業分担、日程に納得してから申込み、依頼先が求める形で原稿を入稿します。

入稿後は確認用データの連絡を待つ

お手軽出版ドットコムの目安では、入稿から約2日で確認用データが届きます。本文レイアウトや装丁デザインを依頼した場合は1〜2週間です。これは最初の確認ができるまでの目安で、原稿選びを始めてから本が完成するまでの期間ではありません。

段階著者がすること待つ段階と目安
原稿準備記事・写真・掲載許可をそろえる著者の作業が中心
仕様と申込み見積もりと希望納期を確認する依頼先からの回答を待つ
入稿後の制作不足データの照会に答える約2日、レイアウト等の依頼時は1〜2週間
著者校正紙面を読み、修正箇所を伝える修正後のデータを待って再確認
支払い・印刷製本支払案内と最終内容を確認する著者校正終了後、約30日で完成
流通注文先の表示を確認して告知する完成から約1ヶ月で書店DBに反映

待っている間でも、データ不足などの問い合わせには対応します。連絡先を確認し、返信できない時期がある場合は担当者に伝えておくと、日程の相談がしやすくなります。

著者校正は自分で読んで修正を返す

確認用データが届いたら、本文の誤字だけでなく、記事の順番、日付、目次、写真と説明の対応も確認します。旅行の写真が別の日の記事に入っていないかなど、元の経験を知る著者でなければ判断しにくい箇所があります。修正は該当ページと直したい内容をまとめて返しましょう。

運営会社では本文の著者校正は何度でも無料ですが、紙の校正刷りは有料です。修正を繰り返す時間は必要なので、無料だから日程も延びないとは考えないでください。写真の色や文字の大きさが気になる本は、紙で確認する方法と費用をあらかじめ相談します。

校正終了と支払いの確認後は完成を待つ

すべての修正を確認し、印刷に進めてよいことを伝えます。支払いは案内に従い、銀行振込、郵便振替、クレジットカード、コンビニ払いから確認します。銀行振込と郵便振替は3分割までの案内がありますが、支払時期と制作日程の関係は申込み時に担当者と合わせておきます。

著者校正終了後、約30日で本が完成するのが運営会社の目安です。ここでは印刷と製本の完了を待つことが中心になります。印刷に進んでからの変更は、画面上の修正と同じには扱えないため、配布先や送り先も含めて、最終確認の段階で疑問を残さないようにします。

記念日には納品日から逆算して余裕を取る

たとえば、家族が集まる年末に育児ブログの本を渡すなら、集まりより前を納品希望日にします。そこから完成までの約30日を戻し、その前に著者校正と修正の時間、レイアウトを頼むなら1〜2週間、さらに記事選びと写真探しの時間を置きます。各作業の日数を機械的に足して納期を保証できるわけではありません。

同じ日にAmazonなどで注文も受けたい場合は、完成から約1ヶ月のデータベース反映も別に見込みます。本が自宅に届く日と、書店で注文できる日は区別しましょう。希望日が動かせない場合は、出版サービスの相談で原稿の状態を伝え、対応可能な日程を確かめてから告知します。